おならを我慢すると

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おならを我慢すると

時と場合によってはガマンされてしまう、おなら。この、ガマンしたおならはどうなってしまうのだろうか。

肛門で出るに出られないガスは腸内に停滞し、内臓に対して様々な悪影響を及ぼすことが解っている。
まず腸内のガスは、その圧力で腹痛を引きおこす。特に横行結腸にたまったガスは、胆嚢や膵臓をも圧迫するため、時に激痛を生み出してしまうことがある。
腸壁を通して血液に逆流する場合もある。
血液内に押し戻されたガスは血液のろ過をする肝臓に負担をかける。

一方、本来の腸の機能である消化吸収、あるいは大便の排出を邪魔することにもなる。
おならのガマン→便秘→有害物質のガス→腸内環境の悪化…。このように腸の中の悪循環にもつながっていく可能性がある。この悪循環で怖いのは発がん作用。ウエルシュ菌などの悪玉菌が増殖すると、大腸で強い臭いのガスが発生しやすくなるだけでなく、ニトロソアミンやフェノールといった発がん性物質や、そのはたらきをさらに強めるインドキシン、スカトールといったガスを作り出してしまう。それらのガスが大腸を刺激し続けることで、大腸がん発症の確率が非常に高くなってしまう。

さらにおならのガマンは、精神的な悪循環を引きおこすこともある。 人前でおならが出てしまうのではないかという恐れを常に抱いてしまう「ガス・おなら恐怖症」がそれ
。実際のおならの量や臭いにかかわらず、恐れが先立ってストレスとなり、それが実際に腸内にガスをためる原因となってしまうのである。